タツヤ先生です!
当ブログではミュージシャン向けの確定申告などの情報をこれまで発信してきました。
このブログを読んでくれているミュージシャンの中には、会社員として働きながら活動している人も多いのではないでしょうか。
サルくん
タツヤ先生
最近では副業を解禁する企業も増えましたが、それでもまだまだ禁止のところは多いと思います。
今回は会社に副業がバレないようにする方法と、副業のメリットについてまとめました!
目次
会社員が副業としてミュージシャン活動をするメリット
タツヤ先生
- 安定した収入をもらいながら音楽が続けられる
- 損益通算をして住民税などが安くなる場合がある
- 第2の収入源が得られる
安定した収入をもらいながら音楽が続けられる
会社員のメリットは、なんといっても収入が安定していることですね。
ミュージシャンとしての収入は不安定な場合が多いので、毎月決まった額が入ってくるのは大きいです。
ミュージシャン活動を続けるにあたって、お財布事情が安定しているのはすごく大事なことです。
サルくん
損益通算をして住民税などが安くなる場合がある
確定申告によってミュージシャンとしての所得が赤字だった場合、会社員の給料と損益通算が出来るのが大きいメリットです。
↓損益通算についてはこちらの記事をチェックしてね↓
【赤字ミュージシャンこそ】なんで確定申告が必要なの?【やるべき】
また確定申告をすることでミュージシャンとしての経費が計上できるたり、青色申告の控除で65万円分控除が使えたりとメリットばかりです。
所得が給料より低くなると、所得によって金額が変わる住民税や所得税が下げられるのでお得です。
しかし住民税が下がると会社の経理が気づいて副業がバレる場合があるので、副業禁止の会社では損益通算をしないほうが良いでしょう。
第2の収入源が得られる
会社員とミュージシャン活動を並行することで、収入源が2つ出来るのも大きなメリットです。
給与所得は安定していますが、額が上がりにくいので稼ぎを増やしにくいのが難点です。
ミュージシャンとして事業所得も得るようにして、稼ぎ口を増やすことはとても大切なことです。
タツヤ先生
◎事業所得がプラスなら給与所得とは別に収入源が出来る!
会社に副業がバレるのはどういう時?!
どういうタイミングで会社に副業がバレるのでしょうか?
- アルバイトなど給料を他でもらった時にバレる
- 源泉徴収の時に副業の分の住民税の変化でバレる
アルバイトなど給料を他でもらった時にバレる
アルバイトなどで給与所得をもらってしまうと、源泉徴収で引かれてアルバイト先でも年末調整が必要になります。
その場合、給料が高い方の職場がまとめて年末調整をするルールになっているので、
本業の会社にアルバイトの分の給与所得を含めた住民税決定通知書が届いてしまうのです。
タツヤ先生
源泉徴収の時に副業の分の住民税の変化でバレる
会社が源泉徴収をする時に、住民税の額が普通よりも多かったり少なかったりした時に経理にバレるパターンは事業所得でも同じです。
然るべき対策を取っていないと、事業所得も給与所得と変わらず会社にバレてしまうので気をつけましょう。
しかし事業所得であれば対策を取ることで、副業のバレを防ぐことができます。
会社に副業がバレないようにする方法とは
副業が禁止されている会社では、絶対にバレるわけにはいきませんよね。
事業所得が会社にバレないようにする方法は1つです。
これだけで事業所得の分の住民税を自分で納付することになるので、会社に通知が行くことなく事業所得を稼ぐことができます。
サルくん
心配な人は念の為、管轄の自治体の税務署に確認に行ってもいいでしょう。
確定申告が終わった4月あたりに行くとスムーズに対応してもらえます。
住民税の通知が会社に行くのは6月なので、不安であればそれまでに確認に行きましょうね!
公務員は副業が法律で禁止されている!
公務員はバレるバレないというより副業が法律で禁止されているのでやめておきましょう!
重い懲罰は避けられないでしょう。
バンドを副業としてではなく、趣味の範囲でやっていくことをおすすめします。
逆に言えば会社での副業は、社内規則違反にはなっても法律違反にはなりません(^^)
おわりに
- 会社員の副業はアルバイトではなく事業所得で稼ごう
- 確定申告の際に住民税を自分で納付にチェックをつける
- 公務員は法律で副業NG
今回の記事はかなり難しい内容になってしまいました…。
個人的には、会社員でももっと副業をして豊かに生きていくべきだと思っています!
タツヤ先生