タツヤ先生です!
前回の記事で確定申告についての入り口のお話をしました!
まだ見ていないって人はこちらの記事もしっかり読んでおいてくださいね。

サルくん
タツヤ先生
ここからは実際に確定申告をする流れを説明していきます。
確定申告には青色申告と白色申告がありますが、今回はかんたんな白色申告の流れを説明していきますね!
目次
確定申告(白色申告)はどの時期にするものなの?
サルくん
タツヤ先生
確定申告は以下の時期で行います。
(コロナの影響により2020年と2021年は2月16日〜4月15日の2ヶ月間に延長になっています)
期間が短いので、事前にしっかり書類や収入・支出の額をまとめておく必要があります。
日頃からお小遣い帳アプリなどにマメに経費を入力しておくと、非常にラクですよ!
僕はTaxnoteというアプリを使って記帳しています!
無料でもある程度使えますし、確定申告ソフトにそのままデータを出力出来るので、青色申告もらくらく出来るんです!
確定申告を行う場所は基本的に「所属する納税地を管轄している税務署」になります。
ややこしいですが、ざっくり言うと住民票の住所があるところです。
確定申告(白色申告)までに事前に用意するもの
確定申告に初挑戦するにあたって、事前に用意しておくものをまとめました。
確定申告は事前の準備が大切なので、今のうちにしっかり準備しておきましょう。
収入の証明が出来るものを保管しておく
Taxnoteにマメに打ち込んでおく
経費の領収書を保管しておく
確定申告までに事前にすることの1つ目は、経費の領収書をとにかく集めることです!
経費にできるものはどんどんしちゃって所得を下げましょう。
タツヤ先生
前回の記事にも書きましたが、ミュージシャンが経費にできるものは主に以下になります。
- 楽器代
- スタジオ代・レコーディング代(自費の場合)
- 音楽に関わる交通費やガソリン代
- ライブ用の衣装
- 打ち上げ代
この他にも経費にできるものは細かく存在します。
細かい経費についての記事は以下を参考にしてください。

サルくん
収入の証明が出来るものを保管しておく
確定申告までに事前にすることの2つ目は収入の証明書をとにかく集めることです!
その年に稼いだものを証明できるものがないまま計上すると、収入をごまかしていることになってしまうので注意が必要です。
これも前回の記事にも書きましたが、ミュージシャンの収入に関わる証明書は主に以下になります。
- ギャラの支払調書
- 印税の支払調書や支払証明書
- アルバイトの源泉徴収票
- その他の収入が証明出来るもの
印税などで届いていた封筒を捨てずに、しっかり保管しておきましょう!
支払調書は提出義務がないものなので、もらえない場合もあります。
その場合は請求書等を集めて、自分で計算するようにしましょう。
アルバイトの年末調整はやってもらわずに、1月末頃にもらえる源泉徴収票を元に自分で確定申告をすることが大切です。
サルくん
Taxnoteにマメに打ち込んでおく
経費と収入の書類をしっかり準備できたら、Taxnoteなどのアプリに正しい日付と金額で打ち込むようにしましょう。
お小遣いアプリだとかんたんに続けられるのでおすすめです。
確定申告の直前にまとめてやると大変なので、こまめに入力することが大切です。
僕は領収書を財布に貯めておき、ある程度集まったらアプリに入力してファイルに保管するようにしています。
タツヤ先生
確定申告(白色申告)当日に持っていくもの
事前準備ができたら、ついに確定申告をすることになります!
確定申告は郵送やネットでも出来るのですが、初めての確定申告は管轄の税務署でやることをおすすめします。
サルくん
タツヤ先生
税務署に持っていく持ち物は以下になります。
- 本人確認書類(マイナンバーカード、通知カード+運転免許証など)
- 印鑑
- 銀行口座がわかる通帳やキャッシュカードなど
- 生命保険料などの控除証明書
- 源泉徴収票
サルくん
タツヤ先生
確定申告(白色申告)当日の流れ
当日持っていくものが準備できたら、税務署に行きましょう!
最初のうちはわからないことが多いと思うので、税務署の職員さんに話しかけましょう。
サルくん
職員さん
こんな感じで職員さんが丁寧に教えてくれます。
給与収入を書くところや事業収入を書くところを教えてもらって、正しい金額を書きましょう。
教えてもらう通りに入力していけば、提出まで難なく終わらせることができるはずです。
サルくん
職員さん
確定申告が終わったら、源泉徴収で多く払っていた分からいくらか還付されることでしょう。
記入した口座に1ヶ月後くらいに入金されます。
また次回の税金や国民健康保険料が少なくなっていたら、確定申告のメリットをじわじわ実感できることでしょう。
サルくん
おわりに
白色申告の具体的な流れや持ち物についてまとめました。
前回と今回の記事を読めば、かなり確定申告について意欲が湧いてきたことでしょう。
あとは実際に行動するのみです。
まずは収支を管理して領収書を保管していきましょう。
サルくん