【バイトミュージシャン】年末調整してたら確定申告いらないの?【必読】

タツヤ先生です!

今回はアルバイトをしながらミュージシャン活動をしている人向けの記事になります。
年末になるとバイト先から年末調整の紙を渡されたり、2月になると周りが確定申告についてザワついてたりしますよね。

ぶっちゃけ年末調整と確定申告の違いがよくわからないんだよね。

サルくん

年末調整と確定申告ってややこしいですよね。
今回の記事では、年末調整をしたら確定申告はいらないのか?という疑問について解説します!

そして結論から言うと、
年末調整を断って自分で確定申告するのが一番得をします!

タツヤ先生

やさしく解説していくね。

年末調整って結局何なの?

年末調整

年末調整とは
会社から支給される給与所得所得税額を正しく計算する手続のこと

年末になると上のような紙を渡されて書くように言われますよね?
これを書くことで、毎年の年末調整は終わりで、早ければ12月の給料にちょっとだけ還付金が返ってきます。

タツヤ先生

なぜ還付金が返って来るのかを説明するね!

毎月の給与明細に所得税という名目でいくらか引かれていますよね。
それは実は源泉徴収という形で、ざっくり多めに取られているんです。

それを年末調整で正しい額に計算し直して、払い過ぎたお金を返してくれるんです。

年末調整は必ずしも必要ではない

年末調整は絶対にやらないといけないものではありません。
自分で確定申告をするという人は、年末調整を断ることができます。

タツヤ先生

もちろん全然嫌な顔されないよ!

源泉徴収票

その際はアルバイト先から源泉徴収票という紙をもらうので、それを捨てずに大事に保管しておきましょう。
そこに載ってる源泉徴収税額は、返ってくる可能性のある大事なお金です!

うほっ!大事に取っとかなきゃ。

サルくん

バンド活動が赤字なら年末調整は断るのがお得!

アルバイトや会社員のみの人はもちろん年末調整をするだけで大丈夫です。
でもバンドマンはバンドでの経費がかかっていて、赤字になってることも少なくないですよね。

年末調整だけで済ますっていうのは、
アルバイトで稼いだお金でバンドの経費を払っているのに、稼いだだけ税金が取られてる状態なんです!

タツヤ先生

出ていくお金は限りなく減らそう!

確定申告ってなんだっけ?

確定申告をすることで、バンドでの赤字を給与所得と損益通算が出来るのが一番大きいメリットになることは度々書いてきました。
まだ他の記事を読んだことがない方はこちらから↓

【赤字ミュージシャンこそ】なんで確定申告が必要なの?【やるべき】

損益通算は実際の計算式を見ればイメージしやすいでしょう。

損益通算の例
ミュージシャンとしての事業収入…50万
ミュージシャンとしての経費…180万
事業所得=50万180万=-130万
アルバイトの給与収入…250万
その年の総所得=250万-130万=120万

本来アルバイトで250万円稼いでて、その分だけ税金を払っている状態でした。
高い税金を払いつつバンドの経費を自費で出しているので、生活がかなりキツイと思います。

今月あと500円しか使えないや…。

サルくん

きちんと確定申告をすることで、本来のトータル所得が120万円だと申告することができました。
(実際は控除などでもっと所得が下がります)

その分源泉徴収税額の還付金が、年末調整をしたときよりたくさん返ってきます!
また次回からの市民税や国民健康保険の額が下がるので、めちゃくちゃ生活が楽になります。

タツヤ先生

赤字ミュージシャンは年末調整じゃなくて確定申告!

年末調整ではなく自分で確定申告を!

以上のことから、赤字のミュージシャンこそ年末調整よりも確定申告をする必要があります。
苦しい思いをして機材や制作費をケチってしまうのは、ミュージシャンとして本末転倒だと思いませんか。

きちんと行動して確定申告をすれば、かなり生活が楽になりますよ(^^)
わからないことはこのブログで学んでいきましょう!

タツヤ先生

しっかり行動して快適なミュージシャンライフを!